FCWA会員自己紹介

2021.9.1

JA7SGJ局


 
 
 皆さんこんにちは。JA7SGJ (ハンドルネーム:TAKA・タカ) 草苅高雄です。
 事務局(副事務局長)を担当しております。コロナ感染拡大が続く中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今月は、私の自己紹介をさせていただきます。

 私の年齢は現在、72歳です。昭和23年(1948年)11月、福島市生まれ、戦後の団塊の世代です。 職場(福島市役所)の同僚であるJG7QEN堀切秀敏(当会会長)さんとのつながりで、平成26年5月から入会しました。
 私がアマチュア無線に興味を持ったのは、昭和38年頃、中学生時代、「電波新聞社」の月刊誌「ラジオの製作」を見たのがきっかけでした。小学生の頃から理科が好きで、日本経済の高度成長期、青少年時代を過ごしましたが、大学は工学部(応用物理科)で学びました。

 アマチュア無線の免許は、昭和46年、学生のとき、電話級(現在の第4級)の資格を取得しました。現在、この級は講習会による免許取得が可能となっていますが、当時、仙台市八木山の電波高校で直接、国家試験を受験しました。

 開局は昭和47年です。最初に購入したリグは、当時最小(弁当箱サイズ)のトリオ(現ケンウッド)TR-2200(145MHz/FM 5W)でした。トランジスタ回路の水晶発信式で、チャンネルごとに水晶をセットするタイプで、最初に交信したときの感動は今も忘れることができません。

 就職は、昭和48年、地元の福島市職員になり、福島市児童文化センター(子どもの夢を育む施設コムコムの前身)に配属を得る機会を得ました。プラネタリウムの解説や無線クラブ(クラブ局名::JA7YWI福島市児童文化センターアマチュア無線クラブ)などを担当し、趣味の天文やアマチュア無線が大変役に立ちました。1980年〜90年代はアマチュア無線の全盛期で、無線クラブ員も大勢おり、福島市役所アマチュア無線クラブ(JR7YVU)の会員等の支援受け、無線機の操作や通話法、免許取得法などを学んでいただきました。当福島CW愛好会会員の中に、当時のクラブ員(JE7EOR菅野徹さん)がいて、大変嬉しく思っています。

 この間、途中、局免の再免許申請をしなかった時期があり、現在のコールサインが使用できなくなった時期がありましたが、その後再取得ができるようになりました。個人局は145MHZと430MHZ/FMでモービルのみの運用をしておりました。

 又、パソコンや携帯電話の普及により、アマチュア無線利用者が、激減いたしましたが、上級の資格取得の勉強を続けておりました。

 平成21年、60歳の定年を契機に時間に余裕ができ、念願の「上級アマ無線」の資格取得をめざし、勉強を再開しました。現在は「電信実技試験」はありませんが、当時、実技試験が実施される最後の2年間の時期でした。平成21年11月、最初、「2アマ」を受験しましたが、準備不足で不合格。翌年4月、2回目、実技に「合格」。3回目、同年8月、「学科」を「1アマ」に変えて受験し、ようやく合格することができました。

 平成23年2月、新しい機材を導入、長年憧れていた念願の固定局を開局しました。
「無線局免許状」は「100Wを超える固定局」と「50W以内の移動局」の2件取得。

      
HF用 V 字型ダイポールアンテナと      145/430 MHz 用3段GP アンテナ
1 45MHz 用八木アンテナ(10 L タック)            
           
★現在の機材の状況

○リグ 
(固定局用)
 ・KENWOOD TS-590S (HF、50MHzオールモード、HF100W
 ・ICOM  IC-7000(HF、50MHz 145,430MHzオールモード、HF100W)
 ・KENWOOD TM-V71S (145,430MHz FM 50W)

(移動局用)
 ・STANDARD FT-8800 (145,430MHz FM 20W) モービル
 ・STANDARD VX-7 (145,430MHz FM 5W) 携帯

○アンテナ
 (固定局用)
 ・HF(7〜28MHz)用:CREATE  V-ダイポール  730V-X ・2mルーフタワー設置、11mh
 ・145MHz用:八木( 10Lスタック) 上記と同架 、ローテータ駆動、9mh
 ・145,430MHz用:3段GP 地上支柱設置型 8mh
 ・3.5MHz用:1/4ダイポールM字型 7mh(手作り)

 開局1ヶ月後の平成23年3月11日、東北大震災に遭遇しましたが、機材設備は全て無事でした。このとき、停電で携帯電や固定電話が使用できなくなり、バッテリーを利用し非常通信(145MHz.FM)を試みました。移動モービル局から、「橋梁設置水道管の破損」、「東北新幹線の送電架線支柱の倒壊」などの報告がありましたが、行政機関、消防、医療機関等の情報の受け入れや連携が体制化されておらず、機能が働きませんでした。このことは、現在も検討課題となっています。

CW交信については、現在、当CW愛好会の「CW練習会」(毎週月曜日実施)に参加し、交信できるようになりました。同愛好会の「CW交信会」(毎週水曜日実施)やFCWA(福島CW愛好会) CW QSOパーティ(毎年12月実施)に参加できるよう努力しております。

 また、最近、アンテナアナライザー(コメット製)を入手したので、アンテナの調整やアンテナの工作をしようと思っています。他に現在目標にしているのは、以前県支部大会のノミの市で入手したヤエスFL2500リニアアンプ(昭和46年製、真空管式、入力100Wで出力800W)を活用することです。

 なお、デジタル通信等新しい分野の交信について興味はありますが、行っておりません。現在、私のできる範囲で、ボケ防止にハムライフを楽しみながら続けて行きたいと思っています。

コロナ感染拡大の中、会員が集まることができないので、Web会議を実施したいと思っております。参加できる方は、是非ご参加下さい。

 コロナワクチンの接種が進む中、一日も早い感染の終息を願っております。
 会員の皆様の健康に十分気を付けてお過ごし下さい。
 また、会員の皆様とお会いできる日が来ることを願っております。