FCWA会員自己紹介
2021.6.1
JI7VBW局
<はじめに> 私は6エリアで生まれ、父の転勤で子ども時代を4エリアで過ごしました。学生時代を3エリアで過ごしていた頃に夫にたまたま出会い、卒業後しばらくして結婚しました。それ以来、ここ福島市に根を生やし、子や孫も居ます。30年以上前にアマチュア無線と出合い、運用だけですが唯一の趣味となっています。 <免許> アマチュア無線の免許をいつ取得したかを確認するために、引き出しの奥から免許証を引っ張り出してみました。名刺大の無線従事者免許証が3枚。 電話級 平成元年(1989年) 電信級 平成2年(1990年) 第二級 平成3年(1991年) (参考:FCWAは1992年2月2日発足) そもそも”アマチュア無線”という言葉さえ聞いたことの無かった私が、夫から、「子どもと二人分の会費を納めたので、講習会に行くように。」と言われて、中身も解らないまま電話級講習会にしぶしぶ通ったのが、無線との始まりでした。講習会を終え、平成元年に小学生だった長男と共にコールサインを取得しました。 コールサインが届いて直ぐの4月から、毎月1日だけ無線をやる日と決め、2メーターでCQを出して、多くのローカル局と交信しました。当時はXYL局が結構いて、アイボール、 今で言う”女子会”などを楽しんだものです。 平成2年、”電信級”が最後の試験(それ以降は”3アマ”)になるという時に、ペーパー試験は免除され電信のhearingだけで合格できます、との情報が入り、電話級だった人は、こぞって?仙台市へ受験をしに行ったものでしたが、私達家族もこの折に、3人で電信級を無事に取得しました。 平成3年に2アマを受験したのは、夫が100W機(IC-731)を購入したのがきっかけでした。その無線機で電波を出そうと私は意を決し、10月受験までの丸2ヶ月間、家事の合間に訳の分からない(チンプンカンプンな)過去問を1冊解くことにしました。何しろ子どもの頃から機械にも電気にも全く興味がなかった(むしろ苦手だった!)うえに、問題集に書かれてある用語そのものが”初めまして”といった調子でしたので、疑問点はOMさん達に教えを乞い、解らないなりに理解しようと努めました。運よく2アマに合格。しかし、試験終了と同時に見事に無線工学の全てを忘れました!! <運用> 電信は、@符号を覚える。 A電波を出して交信する。 ただそれだけのことです。私は、欧文を始めた頃、21メガでCQを出し(初めは25字/1分)、全国のOMさんたちに交信して頂きました。そして交信数に比例して、速度が自然に上がって行くのを実感しました。和文も同様に、「足でキーを叩けるくらいだ。」と、あまりの遅さに笑われながら、郡山の先輩局に2メーターで交信して頂きました。お蔭さまで、何とか和文でもHFデビューができるようになり、その年の10月に裏磐梯で開催された東北和文の集いに参加させて頂きました。 その後7メガで毎日のように交信するようになった頃は、符号も今より綺麗に叩けましたし、スムーズに聞き取ることも出来ました。しかし最近は、誤字、脱字が多く、正確に聞き取ることも出来ません。お恥ずかしい話です。体験から言えることは、交信数が多ければ嫌でも上達するし、少なければ下手になる。 実際にCW交信を重ねていくと、フォーンと違って自分が”アマチュア無線技士”であることを実感し、楽しくなります。私は、上手くなくても、下手は下手なりに交信を楽しめればよいと思っています。私たちはプロではないのですから、例え訂正符号が多くても神経質になって落ち込む必要はありません。(プライドの高い方は大変かも?) <交信状況> ・毎週水曜日のFCWA交信会への参加。 継続は力なり! ・全国のYL仲間との和文交信。(週に1〜2回。) およそ1時間で多い時は8局位の方とロールコールするため、自分の出番は少しですが、コンディションが悪い中、PCのチャットを活用してフォローし合いながら楽しませて頂いています。 ・12月のFCWA QSOパーティに参加。 在宅している時は、忙しくてもFCWAの会員として最低1局は交信すると決めています。 ・3月の雛コンテストに参加。 コンテストは苦手ですが、FCWAやYL局と交信するのを楽しみに参加しています。 <おわりに> 無線工学等の知識のない私が現在ハムライフを続けていられるのは、アンテナを上げてくださったり、質問に答えてくださったり、色々な場面で手助けしてくださる方々が居られるお蔭です。いつも支えてくださって本当に有り難うございます。仲間が居てくださることに感謝しています。そして最後に、無線へのきっかけを作ってくれた夫にも感謝です。 もう暫くトンツーを続けるつもりですので、よろしくお願いいたします。 <写真説明> 現在使用中の無線機(IC756PROU)とキー(ベンチャーとGHD社のパドル)。 家の建築時に自分の部屋の壁の中にアンテナ線を通して貰っていましたので、足腰が弱っている現在は、シャックへ上がって行かなくても自室からQRV出来て重宝しています。 JI7VBW / 堀切洋子 |