FCWA会員自己紹介

2020.10.1

JN7CPW局


 

《プロローグ》

 本会の監事とクラブ局の管理を担当させていただいておりますJN7CPW 紺野禎紀( こんのよしのり)です。ご指名いただきましたので自己紹介をさせていただきます。

 平成27年に定年で現役をリタイア、同時に個人事務所を立ち上げフリーランスのコンサルタントを始めました。現役時代の経験を基に地方自治体等が実施するセミナー(講習会・研修会)の講師を主な業務にしています。また、公益法人や町内会等の役員もしており、現役時代とあまり変わらない多忙な日々を過ごしています。

 現役時代はリタイアしたら、趣味の一つであるアマチュア無線を思う存分やろうと考えていたのですが、実際にその時になってみると、予想以上に雑用が多く思うように時間が取れないことや、HF帯のコンディションが低迷期にあることからアクティビティーが上がっていないのが現状です。

《HAMとしての略歴》

  • 平成7年12月 開局(3アマ、出力25W)
  • 平成8年 5月 100Wに出力変更
  • 平成8年11月 タワー(地上高20m)建設
  • 平成9年 3月 200Wに出力変更
  • 平成11年9月 電監(旧東北電気通信監理局)による1KW変更検査合格
  • 平成13年5月 移動局開局(出力50W)
  • 平成29年9月 付属装置変更申請(JT65、FT8等を追加)

● 一人山奥で渓流釣りをしている時にクマに遭遇した経験から、非常時の通信手段としてハンディー機を携帯しようと考えたのが4アマ国試受験のきっかけです。

 受験勉強を通してアマチュア無線の奥の深さを知り、知的好奇心が刺激されて次第に興味が膨らんで、どうせやるなら上級資格まで目指そうと決意しました。

 4アマから1アマまで半年から一年間隔で連続して受験することとなりました。2アマの試験までは一発で合格できましたが、1アマの一回目の試験では、緊張のため電信の実技試験に落ち、二回目でどうにか合格することが出来ました。これ以来CWに対してはコンプレックスを持っており、現在もそれは変わりません。

● 3アマ合格の後、早速近くのハムショップで価格的に手頃なHF+50MHzトランシーバーとGPアンテナを購入し開局しました。国内はもとより時間帯によっては海外の局が強力に入感し大変驚きました。開局して数か月後には見様見真似でDXQSOのパターンを覚え、CQを出しているYL(EU:ラトビア)の局を呼んでみることにしました。どうせ応答はないだろうと練習のつもりでコールを繰り返すとコール・バックがあり、極度の緊張の中であっという間に初DXQSOが終わりました。この時の驚きと感動は一生忘れることが出来ません。

● 次第にスリリングそしてエキサイティングなDXの魅力にはまり、開局の翌年には、身の程も考えずにタワーを建設することにしました。建築工作物の確認申請用の図面作成、基礎部の掘削(深さ2・5m)、基礎コンクリートの打設、地上部での部材の組み立てまで各工程ほぼ一人で行い、最後の基礎部にタワーを載せる時だけクレーン業者に依頼して吊り上げてもらい建てました。肉体的に大変な作業の連続であったため、完成したタワーを眺めながら飲んだビールの味は格別なものでした。

● 開局して4年目の平成11年に憧れの1KW局の変更申請に挑戦しました。自宅及び近隣住宅の電波障害の解消や発生防止に悪戦苦闘し、やっとの事で近隣の方々から電波障害調査書に同意の印をいただきました。電監から二人の係官が自宅に来られ、関係書類の検査と試験電波発射の結果問題がないことを確認して、「変更検査合格 指示事項なし」と記入した無線検査簿を手渡された時は本当に嬉しかったです。 


《設 備》
● 現在、タワー(エレベーター付き)に3バンド(7、14、21MHz)5ELEの八木アンテナとWARCバンド(10、18、24MHz)HB9CV、それに3.5MHzのDPと1.8MHzのハーフスローパーが張ってあります。この他、数本の足場用単管パイプを建てGPアンテナや逆VDP等を揚げています。ワイヤー系のアンテナは時々張り替えています。

● ローバンドのアンテナは出来るだけ自作しています。特に160mバンドの接地型アンテナ(ロングワイヤー、バーティカル、スローパー等)は調整が難しく一筋縄ではいかないことが殆どですが、時間をかけ試行錯誤を繰り返して調整することも楽しみの一つになっています。

● リグは、固定機、モービル機(現在、車載はしていません。)、自作のQRP機等合わせて十数台あります。

● 電気関係は門外漢でしたが、電気工事士の資格を取得してリニアアンプ用の200V電源等シャック内の配線工事は大抵自前で行っています。



              写真(1)アンテナ設置の状況


写真(2)雑然としたシャックの様子

運 用》

● DXが中心で国内QSOは僅かです。SSBとCWの運用は半々といったとこれで、QSOの内容は、シグナル・レポートの交換程度で、相手局に合わせてリグ、アンテナの紹介を加えています。

● CWは欧文が100%で、和文の方は長い間「未だ練習中です。」と答えています。


《目 標》

● 当面の目標は、DXCC300エンティティを突破すること。

● DXでCWラグチューが出来るようになること。


《エピローグ》

 このところの電波伝搬はサイクル24のボトムでHF帯のコンディションは非常に厳しい状況が続いています。このような状況でもDXが楽しめるFT8等のデジタルモードがDX通信の中心になっていますが、私も比較的コンパクトなアンテナとローパワーでも可能だというのは大変魅力的だと思います。

 しかし私は、珍局を求めて激しいいパイル・アップとなった時に設備を駆使し、コールサインを叫び、キーを打ち続けてやっとQSOできるSSBやCWによるDXの醍醐味を忘れることが出来ません。

 太陽周期活動は、サイクル21〜サイクル22〜サイクル23〜サイクル24とSSN(太陽黒点数)のピークは右肩下がりで、2021年から立ち上がるとされているサイクル25も期待薄かもしれませんが、せめて開局後に経験したサイクル23の時のSSN位に戻ってくれればと祈らずにはいられません。“I wish you a lot of DX, 73”