2009年巻頭言


 FCWA CW QSOパーティに参加しましょう!

巻頭言 2009年12月1日 発行:福島CW愛好会


 いよいよ師走・・・。先生ではありませんが、残りの日々も忙しく走り回って一年が終わりそうです。もう少しゆとりのある暮らしがしたいものですが、現実は思うようにはいきません。限られた時間をやり繰りしながら、一日一日を頑張るしかなさそうです。
 
 11月28日0900JSTから48時間、CQWW DX CWコンテストが開催されました。私は、家事と用事の合い間にチョッとだけ”参加する事に意義がある”ということで、応答のみで参加しました。各局の速度が速いので、先ず自分の耳が慣れるまでに時間が掛かり、慣れて来た頃には無線機の前から離れなければならず、いつかはOMさん達のように落ち着いて座っていられる日が来るといいな・・と思う二日間でした。Hi ! 又、日頃ユックリの速度で交信しておりますので、コンテストの速さで叩けるようになりたいとも思いました。パソコンと無線機を繋いでパソコンから音を出している方が大半ですので、間違いのないタイピングは、聞いていてFBです。パソコンのように正確に高速で叩けるようになれれば最高ですが、聞き取りが出来なければ電鍵を速く叩く事は出来ませんから、手打ちの私の最大の課題は、”聞き取り”ということになります。日頃馴染みの無いコールサインを耳にして、こんなコールサインは本当にあるのかしら?と思いながら交信しました。来年は、mapなど傍に置いて万全の体制で臨めるようにしたいです。海外との交信をほとんどしていない私ですが、今回のコンテストでは数少ない交信で16zonesとQSO出来、日本の真裏のブラジルと久々に交信できたのが嬉しかったです。

 ”東北和文電信愛好者の集い”が先月、30年の歴史にピリオドを打ちました。出席者の高齢化の影響が大きいようです。私は6回参加させて戴きましたが、それぞれに思い出があり写真を眺めると懐かしさが込み上げて来ました。過日送って戴いた『記念誌』には、夫々の方の思いが詰まっていて良い記念品に仕上がっていました。製作に関わった皆様、お疲れさまでした。

 和文交信をしていないのに集いに参加しても意味が無いような気がしていた私は、初めて参加させて戴くと決めた時、あわてて和文の符号を覚えました。そしてHF帯でデビューする前に、JG7DLP近内師匠に144メガで交信のお相手をして戴きました。そのお蔭で、集いに参加するまでの3ヶ月間で多くの出席者の方々と7メガで交信して、集いに臨むことが出来ました。この時に和文を覚えて本当に良かったと、今でも思っています。
 その時の気持ちがあって私は今、最近和文を始めた方の交信相手をさせて戴いています。もっともその方は既にどなたとも交信出来る腕前ですので、私の方が練習させて頂いている感が無くも無いですが。Hi ! 今は週に一度がやっとの状態ですが、もう少し時間にゆとりが出来て来たら、もっと多くの方々との練習を重ねたいとも思っています。
 技術や伝統は、後継者が居なくなれば廃れてしまいます。先輩諸氏はご自分だけで楽しむのではなく、後輩達にアマチュア無線のノウハウや技術などを是非伝えて戴きたいと思います。
 
 いつもは封筒に入って郵便でQSLカードが来る事が多いのですが、一昨日は宅急便で届きました。最近、こんなに交信したっけ?と、思うほどですが、紛れも無く自分が交信した証です。1枚1枚カードを拝見して、送ってくださった方を想像するのもFBです。これからも時間を何とか捻出して楽しみながら交信しようと、思いを新たにしているところです。

 明日12月2日は、JA7SSB齋藤さんの命日です。『第1回FCWA CW QSOパーティ』がいよいよ開催されます。何よりもアマチュア無線を愛好された齋藤さんへの供養になると思いますので、1局でも良いですから交信して、ログを提出して頂きたいと思います。先ずは、CW交信を楽しみましょう。

                     FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 読書の秋

 巻頭言 2009年11月1日 発行:福島CW愛好会

 今、欅(ケヤキ)の並木が美しい。時間の経過と気温の変化に伴い、木の葉が緑、黄、橙色と移り変わっていきます。何本かが並ぶことで色のコントラストが映え、深い味わいを醸し出しているのです。福島市内には街路樹としてあちこちに植えられていますので、私は車のハンドルを握りながら、お買い物の行き帰りに紅葉を楽しんでいる今日この頃です。
 
 10月27日から読書週間が始まりました。11月9日までですが、その間、書店では「読書週間書店くじ」のキャンペーンが開催中です。図書カードなどが当たる抽選券が500円毎に1枚もらえますので、買いたい本があればこの期間に纏め買いというのは如何でしょうか。ちなみに12月5日に、書店店頭掲示ポスターとWeb(http://www.shoten.co.jp/nisho/campaign7/09kuji/09akikuji/09akikuji.asp )上で当選発表がなされますので、抽選券を得た方はお楽しみに。Hi ! 

 東京神田神保町では、11月3日まで「神田古本まつり」を開催中だそうです。約100店舗が協賛しているそうで、およそ100万冊の本が並べられているそうです。その中に、杉田玄白、前野良沢の『解体新書』が陳列されているそうで、綺麗な手なら触らせてもらえるとか。300万円もするそうですから「買います。」と、気軽に言える本ではありませんが、もし私が東京近辺に住んでいたらお散歩がてらに立ち寄って、そっと手にとってみるのですが・・・。現在、原本は日本大学医学部、初版は九州大学医学部などに所蔵されているそうです。

 読書をくつろぎながら楽しめる最適な温度が20〜25℃、勉強や仕事などで頭を使うのに最適な温度は18℃前後と言われていますから、正に今が”読書の秋”というわけです。

 『CQ ham radio 11月号』P.80に、芦川さんが木製パドルを紹介されています。”のむさんローテク工房”(http://nomusankoubou.cart.fc2.com/)が開発し、発売中の「伝心君」。実際手で触れてみないと感触は分かりませんが、何となく温か味があるように思えてFBです。通常QSOや短時間のコンテストに適していると筆者の解説にありますから、私に向いているキーかも知れません。いずれにせよ私はパドルを一つ欲しいと思っていますが、ハムフェアなど大きなイベント会場で色々なキーを実際に触り比べてから購入したいと思います。私は物にあまりこだわりを持たないのですが、お料理でも何でも自分に合った使い易い”道具”は大切だと思っています。

 来月2日(JA7SSB齋藤さんの命日)には、第1回FCWA QSOパーティが開催されます。(詳細は、上記indexの「お知らせ」の<FCWA CW QSOパーティ要項>にアクセスして下さい。)水曜日ですのでお仕事で時間の無い方も居られると思いますが、特にメンバーの方は、たとえ1局でもQSOしてログをJH7UBC畠さんへ提出して頂きたいです。私は、1.9〜28MHzまでの各バンドにQRV出来ますので、前もってご希望の周波数と時間をお知らせ戴ければ、時間を調整して応答させて戴こうと思っております。大いに交信致しましょう。皆様とお空でお会いするのを楽しみにしております。

 新型インフルエンザの流行が本格化してきたようです。最近は、近くの小児科医院の前を通るといつも駐車場が満杯なのに驚かされています。町ではマスクをしている方もだいぶ見受けられるようになりました。空気伝染ですから未然に防ぎようもありません。もし感染したら体力を温存して重症化しないように医師の指示に従って治療に専念するしかなさそうです。そしてそんな時は、忙しくて普段読めない本でもじっくり読んで、”読書の秋”を楽しみましょうか・・・・? Hi !  

                     FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 意志あるところ道あり  Where there's a will, there's a way.

巻頭言 2009年10月1日 発行:福島CW愛好会
 

  街路樹が少しずつ色付き始め、先月の残暑がうそのような秋の気配となって参りました。田んぼでは頭を垂れた黄金色の稲が、刈り取られるのを今や遅しと待ちかねているようです。
 二本松市霞ヶ城公園で開催される菊人形展の今年のテーマは、NHK大河ドラマの「天地人」です。”利を求める戦国時代において、「愛」を信じた直江兼継の生涯を鮮やかな菊人形で表現”するそうです。菊人形展の開催期間は本日から11月23日までですが、この間に紅葉の見頃(11月上旬から中旬)を迎えますので、この公園の紅葉も一緒に楽しまれると良いと思います。(私のお気に入りの公園の一つです。)
 
 二本松と言えば、JL7UHK杉内さんが、合気道の昇段試験に合格して黒帯を取得されたそうです。おめでとうございます!コツコツと5年間練習された結果ですから、本当に素晴らしいと思います。何事も継続してはじめて身に付くもの。学問に限らずどのような分野にも王道は無いようです。CWも同様、”ヤル”という強い意志を持ち続けることと行動あるのみではないでしょうか。

 今月12日(体育の日)は、芋煮会が予定されています。杉内さんと奥山さんが共に腕をふるって美味しいお料理を提供して下さいますので、どうぞご参加下さい。上記「お知らせ FCWA」をクリックして杉内部長さんへメールで申し込んで下さい。

                    FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 CW学習会へ・・・

巻頭言 2009年9月1日 発行:福島CW愛好会


   第45回衆院選が8月30日に行われましたが、投票率は69.28%だったそうです。小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の選挙では過去最高の投票率だったそうですが、それでも約3割の方が折角の国政参加の権利を放棄したという事ですから、実にもったいないお話だと思いました。病院に入院中でも投票出来る仕組みになっていますし期日前投票という手段もあるわけですから、特別な事情が無い限り安易に棄権すべきでは無いと思います。
 大方の予想どおり民主党が大勝しましたが、これからどのような展開が見られるのでしょう。期待より不安を大きく感じるのは私だけでしょうか。日本国民のために、そして世界の人のために、より良い政策を一つひとつ実行して戴きたいと思います。

 9月1日と聞いて直ぐに思い出すのが関東大震災です。1923年の出来事ですから大半の方が生まれる前のことですが、1960年に『防災の日』と閣議決定されてから、誰もがこの日を覚えるようになったのかも知れません。以前は福島県でも、防災の日のイベントとして、短文をお互いに和文通話表を使って送り合って交信したものでしたが、参加局が減ったせいでしょうか、今は非常通信の練習会?もなくなったようです。
 小さな地震は時々ありますが、最近の地震で一番記憶に新しいのが、8月11日に発生した駿河湾を震源としたものでした。東名高速道路の路面が一部崩壊して、突貫工事で5日後の16日00時には全線が復旧しましたが、今後東海地震などが予想されているだけに、一抹の不安が残りました。改めて、身の回りの地震対策を見直したいものです。

 8月は、フィールドデーコンテストで始まり、ハムフェアで無線のイベントが終わった感じです。数年ぶりに出掛けて行ったハムフェアでは、懐かしい方々とお会いしたり初めての方とのアイボールもあって、楽しく有意義なひと時を過ごす事ができました。年々ブースが減って寂しくなったというお声を耳にしますが、それなりに全国から人も集まり、それぞれに充実しているように見えました。私は会場には夕方近くに2〜3時間しか滞在出来ませんでしたので、予定していたブースを回り切れずに物足りなかった部分もありましたが、その分濃厚な時を過ごせたような気もします。
 今回のハムフェアで注目されたのは、新しく許可されたバンド135kHzの事かも知れません。22日(土)11:00〜11:50に、JA1HQG有坂芳雄氏&JE1SPY芦川栄晃氏が講演された「135kHzにチャレンジしよう!」は、立見席が出るほど好評だったそうです。会場内では、135kHz帯CW送信機TX2200A(サムウエイ社製)が、デモ交信をしていました。先着50台のキャンペーン価格49,800円(定価55,000円)で販売されていました。
 CW関連のブースも幾つか目につきましたから(欲目からかも知れませんが・・・Hi !)モールス通信の人気も結構あるのではないかと思いました。

 今月6日には、福島市土湯でCW学習会が開催されます。CWモードでQSOを楽しめるようになるには、一朝一夕というわけにはいきません。コツコツと練習又は交信することで腕が上がります。講習会をCWへのひとつのきっかけとして利用して戴ければと、思います。

                 FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 お蔭様で11周年!

巻頭言 2009年8月1日 発行:福島CW愛好会
 

 今夜21時から明日の15時まで、フィールドデー・コンテストが開催されます。6年間連続参加しましたJA7ZBF/7は、今年はクラブとしては参加しませんが、個々に参戦したいものです。参加される方のご健闘をお祈りします。

 今月15日で、このホームページを開設して丸11年になります。度々三人で集まって編集会議をした開設当初の頃が、妙に懐かしく思い出されます。途中で渡辺さんがお仕事が多忙との理由で抜けて以降、齋藤編集長と二人三脚で続けて参りましたが、昨年暮れに齋藤さんが急逝され、ついに一人になってしまいました。齋藤さんがこのホームページに託した思いを継承するには私は力量不足で、これまでアクセスしてくださった読者の皆様のご期待に添え得ない事に一抹の寂しさがありますが、生前「これを人に編集してもらうのは大変なことなので、僕が死んだ時はDX NEWSはそれでお仕舞いにしたらいい」と仰っていましたから、それで良しとしました。編集作業が一人になって早いもので8ヶ月が過ぎ去りました。新盆を迎えた齋藤さんの「アンテナの形をしたお墓に入りたい。」と言われた言葉が印象に残っていますが、さて京都のお寺のお墓でご両親と何を語らっておいででしょうか。
 私は心機一転、今月中に表紙からリニューアルしたいと考えていたのですが、未だ何も手を付けられないでいるのが現状です。先月から同居人が一人増えた事から私の生活のリズムがすっかり変わってしまい、それに慣れるのに一苦労していて今しばらく時間が掛かりそうです。

 12月2日は齋藤さんの命日ということで、JA7SSB齋藤さんの功績を称えて「第1回 QSOパーティ」を開催することになりました。(JH7UBC畠さんのご提案です。詳細は「お知らせ→FCWA CW QSOパーティー要項」をクリックしてください。)このところ、メンバーのアクティビティも下がり気味ですから、齋藤さんがきっと「もっと交信しなさい。」と、発信されているのだと思います。短時間ですので、多くの方が参加して申請して頂きたいと思います。

 来月9月6日(日)は、JARL福島県支部主催、FCWA(福島CW愛好会)主管の「CW学習会」がサンスカイつちゆで開催されます。今回は『JARL NEWS』に掲載されませんので、当サイトの「お知らせ→FCWA」をご覧の上、お申込み下さい。『CQ ham radio 8月号』P.250には、簡単に掲載されています。皆様のご参加をお待ちしております。

                   FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 コンテストに・・・

 巻頭言 2009年7月1日 発行:福島CW愛好会

 先月末からお暑い日が続いております。今年は何と213年ぶりに、7月に土用の丑の日が19日と31日の2回あるそうです。土用の丑の日に欠かせないのがうなぎ。今年はうなぎ屋さんの当たり年かも知れませんね・・・Hi ! 
 
 一昨日CQWW Contest Committeeから、メールが届きました。昨年11月末のCQWW Contest CW で、ホンのちょっとだけ、コンテスト参加局にお声掛けしたのですが、「申請しないと相手局の得点にならないので、QSOした人は交信数に関係なく申請すべきだ。」と、先輩ハムに助言して頂き、初めてログを送ったのでした。このコンテストのサイトに、ログを提出した世界中の方のコールサインがアルファベット順に書かれてあり、コールサインをクリックすると提出したログの内容を見ることが出来るようになっていました。自分でチェックして、質問がある場合はメールで問い合わせるようにとのことで、2009年のコンテストも楽しもう・・・・と、書かれてありました。日本の参加局は260局。そのうちFCWAのメンバーは、故JA7SSBさんを含めて3人でした。かつて私は、交信はしたものの申請もしないでほったらかしにした事がありましたが、DXコンテストの場合は”申請しないなら交信しない”というのがマナーだと、身をもって知りました。それにしても半年も経ってわざわざ、このようなメールを申請者全員に送るなど、流石アメリカだと思いました。

 それに比べてJARL主催のコンテストは、交信の相手局が申請しようがしまいが問題ではありません。それほど厳密ではないという点では、お気楽と言えばお気楽ですから、もっと皆様がコンテストに気軽に参加されると良いと思います。日常生活に追われて、なかなかアクティビティを上げられない方も、年に何回か目標を決めて参加してみては如何でしょう? 人と比較するのではなく、昨年の自分の交信数と比べる事で、上達度が計れるのではないでしょうか。何事もコツコツと努めることで血となり肉となるのだと思います。私は交信速度が遅いので相手局に迷惑を掛けるのではないかと思ったりもするのですが、正確な符号で送受信すれば、速度は問題ないように思います。速度が遅ければ、この人はビギナーだなと分かって戴けますから、安心して綺麗な符号を叩くことを心掛ければ充分だと思われます。私は、JA7ZBF/7でフィールドデーコンテストに参加するまでは、コンテストとは全く無縁でしたが、この程度の私でさえ、回を重ねていくうちに曲りなりにではありますが、何とか交信出来るようになりました。皆様も恥をかいたらどうしようなどと無用な心配は捨て、先ずは電波を出して戴きたいと思います。

 世界中のどこかで毎週のようにコンテストが開催されているそうです。今週末は、JARL主催の6mダウンコンテストが開催されます。コンテストログを使えば、デュープチェックもパソコンソフトが自動的にやってくれますし、パソコンの無い時代からすると本当に便利な世の中になりました。新しい事に挑戦するのがハムの真骨頂・・・・・未だコンテスト参加にしり込みをされている方は、おもいきって挑戦されてみては如何でしょう?

                    FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 ご協力をお願いします

 巻頭言 2009年6月1日 発行:福島CW愛好会

  ただ今CWモードで運用できる移動運用用の無線機を当クラブで必要としています。周波数はHF,50MHz,144&430MHz,何でもかまいません。どなたか不用になって処分しても良いと思われている無線機(キチン と動作する物)をお持ちの方は、譲って戴けないでしょうか。ご協力をお願い致します。

 先月は、国内での新型インフルエンザ感染や北朝鮮の核実験など大きな由々しき問題が生じました。新型インフルエンザは鎮静化しつつありますが、1918年頃のスペイン風邪に似ているとのことで、9月以降に再び再燃する可能性が高いそうです。国内でも新しい薬の開発が進んでいるようですが、予断を許さない状況です。

 さて、ついに5月21日から裁判員制度が始まりました。国民の大半が不安に思っていると言われている制度が、見切り発車した形です。私は、検察審査員という貴重な体験をした事で、裁判員制度に一種の不安感を拭いきれないでいます。
 検察審査員とは、裁判員と同様選挙権を有する国民の中からくじで選ばれて、ある日突然検察審査会事務局から「貴方が選ばれましたので、X月X日に来て下さい。」という検察審査会議への招集状が来ます。任期は6ヶ月間で、基本的に月に2回”お呼び出し”があります。特別な事情が無い限り”お断り”することは出来ません。検察審査会制度が施行されたのは昭和23年ですから永い歴史がありますが、ほとんど広報が為されていないため”当事者”(検察審査員になった方かその家族など)しか知らないと思われます。

 私が行った検察審査会での仕事は、検察審査会の管轄区域内にある検察庁所属の検察官がした不起訴処分の事件のうち、審査申立者から申立てのあった事件と検察審査会が職権で取り上げた事件について、不起訴処分の当否を審査するものでした。具体的には、膨大な資料の中から検察審査会事務局が必要と思われる資料を抜き取ってコピーしたものが11人の検察審査員に配られ、資料に目を通すところから始まります。事件によっては厚さ10センチくらいの資料(捜査記録、意見書、調書など)を読み進めて行かねばなりませんが、被告が書いた自筆のもの等はカナ釘流だったりしますので老眼には大変な苦労でもありました。Hi!

 資料に疑問を持った場合は、審査会事務局に申し出て配布された資料以外の資料を見せてもらう事も出来ます。審査員が配布された資料に目を通して事件の審査をしたところで議決をします。11人の検察審査員の多数決で、(1)不起訴相当(2)不起訴不当(3)起訴相当のどれかに議決します。審査員の良識と熱意が国民の声を反映させ、より良い司法を実現させるものとして、検察審査会制度が続けられています。

 くじ運のない私が珍しく当たったのですから、積極的に私も参加させて戴いたのですが、一点だけとても疑問に思ったことがありました。それは、審査会事務局が審査員に配る資料についてです。事務局が公平な立場で資料をセレクトしてくれていると思いたいのですが、実質はどうなのでしょう? 資料の一部しか目を通せない審査員にとっては、どのような資料が配布されるかで判断の基準が大きく左右されます。検察審査員には守秘義務がありますので審査内容は言えませんが、私が体験した中では審査申立てが常識的に判断して明らかに不起訴相当と思われるものが多かったのですが、中にはもっと審査時間が欲しいと思ったものもありました。そして結論を出しはしたものの、後味の悪い思いをした事もありました。実際のところ、膨大な資料に全て目を通すには時間が掛かり過ぎます。短期間で結論を出すには無理のある懸案もあり、止むを得ないことかも知れませんが、当事者になれば納得できない事もあるのではないでしょうか。

 裁判員制度では、たった3日で70%、5日で90%の事件を判断していくそうです。単純で誰にも分かり易い事件でしたら問題ありませんが、複雑な事件を短期間で本当に処理できるのか・・・極めて疑問です。国民の目線を・・・との謳い文句ですが、公正な資料の開示を強く求めます。裁判の迅速化、集中審議を目指しているようですが、果たして・・・? 今後この制度が進められていく中で、色々な問題点が浮かび上がって来るでしょう。それらを改善しながら常に公正な判決が下されるようただ願うばかりです。

 6月6日(土)は、交流会が二本松市の野営場で行われます。お時間のある方はどうぞご参加下さい。詳細は、上記「お知らせーFCWA」をクリックしてご覧下さい。

                    FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 ご挨拶

 巻頭言 2009年5月2日 発行:福島CW愛好会

 この度の平成21年度総会において私が「FCWA」の名誉ある初代会長に選ばれましたことは光栄に存じております。
 
 FCWAでは発足以来十数年、会長、副会長、などは置かずに事務局、アウトドア部長、インドア部長等を中心に活動してきましたが、今年度からはそれに会長、副会長等が加わり、新しい体制での再出発となりました。

 私がFCWAに入会して約10年になりますが、きっかけは144での和文のCWでした。1993年、当時は144.05〜144.1には夜な夜な福島、山形、宮城、の各局がON AIRしており、私も時々ON AIRしておりました。そこで偶然にもVBWさん、SSBさんたちとお会いすることができました。その後仕事もQRT、誘いに乗じて二本松のキャンプ場での野外活動に参加させてもらい、楽しい日を過ごすことができました。それ以来FCWAのお世話になっております。それから10年間、私にとっての第二の人生をFCWAと共に楽しく過ごさせていただきました。そろそろ引退を考えておりましたが、この度の大役を仰せつかり、何らかの恩返しのつもりで会長の役を引き受けた次第です。

 なお、各役員の任期は1年、会長、副会長は順番として開局順になっておりますので、これからの1年間、微力ではございますがFCWAの発展のため努力する覚悟でおります。会員の皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

                     FCWA会長 JA7MJ/千葉 誠


 団 結

 巻頭言 2009年4月1日 発行:福島CW愛好会

●吾妻小富士の斜面にうさぎの形をした雪渓(地元では”雪うだぎ”と呼んでいます。)がくっきりと姿を現し、福島市に春の訪れを感じさせてくれています。このところの寒の戻りで、桜の開花が予想より少々遅れているようですが、間もなく福島市内も桜色に染まることでしょう。
 
○7MHz拡張記念キャンペーンということで、CQ出版社がAwardを発行するそうです。有効交信期間は、今日から来年の3月31日までの1年間。拡張された周波数だけで交信するのも特記となるようです。又、新しい7メガ帯の楽しみ方なども『CQ ham radio』に掲載されていますので参考にされては如何でしょう。海外との関係もありますからバンドプランを立てるのは難しいとは思いますが、折角2倍に拡張されたのですからモード別にはっきりと区分して頂いた方が、混信が少なくてギビナーには分かり易いように思います。

○科学や芸術などの分野でも他国と競い合う場面はありますが、現代社会でナショナリズムを発揮出来るのは、スポーツの分野が象徴的のような気がします。人が自分の生まれ育った土地を愛するという感情は極めて自然です。誰もが自分が生まれた国には愛着があり、オリンピックなど国際大会となると自国を応援するのは自然な成り行きだと思います。
 第2回WBCが開催され、日本は3月5日の中国戦を皮切りに戦い続け、3月24日に韓国との決勝戦をものにして、劇的な2連覇を成し遂げました。多くの人達が(野球のルールも満足に知らない者達までもが)テレビに釘付けになって応援していたようです。世界でわずか16カ国しか参加していない野球の試合に、人々は何故このように熱中したのでしょうか。昨年9月の米リーマン・ブラザーズの破綻以来の金融危機の中で日本国内では閉塞感の強いこの時期だからこそ、人々は活気を求めていたのかも知れませんし、連帯感を味わいたかったのかも知れません。

 今回の試合を通して、原監督の我慢強さ、判断力、責任感などを踏まえた采配が素晴らしかったですし、不調なイチロー選手を支えようとした周りの選手達の気持ちも暖かでしたし、最後にイチロー選手が彼らしい打撃で締めくくってくれたのも感動的でした。組織の中で一人ひとりが自分の持ち分を弁え、お互いに優しい気持ちで支えあって、本当に素敵なチームでした。

○野球に限らず、メンバーが一致団結して事に当たるのは素晴らしい事と思います。FCWAも2009年度を迎え、新しい体制でメンバーが一つになって活動できたら嬉しいです。4月5日の総会では、事業計画も立てられます。この一年も楽しく元気に過ごしましょう。今年度もどうぞ宜しくお願い致します。

                  FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 春を愉しむ

 巻頭言 2009年3月1日 発行:福島CW愛好会

●今年の福島市は積雪量も少なく、そういう意味では過ごし易い冬でした。三月いよいよ春本番、気持ちを切り替えてこれからの春をどのように楽しむかを考えたいと思います。ただコンディションが相変わらずの状態で、毎週水曜日21時からの3.5メガでの交信会もパッとしません。やっと聞こえる程度では、なかなかロングQSOをするわけにはいきませんので、早くコンディションが上がる事を願っています。

○3月3日のひな祭りには、<JLRS主催の3・3雛コンテスト>が開催されます。多くのYL局がQRVされると思いますので、皆様も是非交信してログを提出して頂きたいと思います。私は、コンテスト係の役員JA8UWT斉藤さんからお誘いを受けたの機に、初めての参加となりますが楽しんでみようと思っております。CWだけでなくフォーンにも出てみようと思いますので、聞こえましたら宜しくお願い致します。

○3月30日から、7メガ帯の帯域が2倍に増えます。帯域が広くなるとSWRをどの辺に合わせるかなど問題点も出て参りますが、DXをメインにされている方には朗報だと思います。これを切っ掛けにして、皆様のアクティビティが高まると良いですね。
 
●3月と言えば、私は第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が楽しみです。第一ラウンドで日本は、3月5日の中国との対戦を皮切りに韓国、台湾とリーグ戦を戦います。先ずは2位以内になって第二ラウンドのトーナメント戦に進出して頂きたいものです。私はスポーツのルールは詳しくありませんが、3番打者イチロー選手の熱さや爽やかさが好きですし、誠実な感じの4番打者稲葉選手にも注目しています。侍JAPANが優勝できるように声援を送ろうと思います。

●SSB齋藤さんが逝去されて、もう3ヶ月になりますが、roy.hi-ho.に今も接続される方が、1日に十数人は居られるようです。ご家族の方がハイホーを解約されていませんので、未だアクセス可能です。

○私は、hamradioのファイルを移す時に、”一括”で移動させました。ところが、うかつな事に「LINK」というファイルが、両方に在るのを見逃していたために、hamradioのlinkを自分のlinkに書き換えてしまったのです。これは大失敗でした。このファイルは残しておきたかったので悔やまれてなりません。BPJ梅津さんにご指摘戴いて、初めて気が付いたという体たらくでした。

○日常生活に追われて、なかなかWebの編集に手が付けられない日々ですが、あわてると又失敗しそうですから、気長に修正して行こうと思っております。皆様からのご意見やご感想などお待ちしております。

                   FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 今を生きる

 巻頭言 2009年2月1日 発行:福島CW愛好会

齋藤さんが亡くなられて、早2ヶ月が経とうとしています。皆様からお寄せ戴いた追悼文を文集としてまとめ、1月18日の「偲ぶ会」に出席された方に限定配布させて戴きました。寄稿して下さった皆様に心より感謝申し上げます。上記の「SSB局の追悼文」へ、その一部を掲載してありますので、ご覧になって下さい。なお、追悼文は更に募集中ですので、どなたでも齋藤さんとの思い出やお気持ちをお寄せ戴きたいと思います。

○皆様の追悼文を拝見させて戴き、齋藤さんがお若い頃から如何に多くの人々に影響や感動を与え続けて来られた方かが、改めてよく分かりました。本当にビックな方だったと、今更ながらしみじみ思います。人は誰でも”使命”を持って生まれて来ているそうです。齋藤さんのように多くの方に影響を与えられないかも知れませんが、小さな私達でも、周りの方たちに少しでも良い影響を与えられる生き方が出来たらと思います。

○齋藤さんのお通夜の席で、康善寺のご住職が蓮如上人の『白骨の御文章』を拝読して下さいました。
「それ、人間の浮生(ふしょう)なる相(すがた)をつらつら観ずるに、凡(おおよ)そはかなきものは、この世の始中終(しちゅうじゅう)、幻の如くなる一期なり。

 されば未だ万歳(まんざい)の人身(じんしん)を受けたりという事を聞かず。一生過ぎ易し。今に至りて、誰か百年の形体を保つべきや。我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず、おくれ先だつ人は、本の雫(もとのしずく)・末の露(すえのつゆ)よりも繁しといえり。

 されば、朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、夕(ゆうべ)には白骨(はっこつ)となれる身なり。既に無常の風来りぬれば、すなわち二(ふたつ)の眼たちまちに閉じ、一の息ながく絶えぬれば、紅顔むなしく変じて桃李の装を失いぬるときは、六親・眷属(ろくしん・けんぞく)集りて歎き悲しめども、更にその甲斐あるべからず。

 さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙と為し果てぬれば、ただ白骨のみぞ残れり。あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は老少不定のさかいなれば、誰の人も、はやく後生(ごしょう)の一大事を心にかけて、阿弥陀仏(あみだぶつ)を深くたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。(御文章五帖目十六通)」

○人の世は儚いもので、まるで幻のようなもの。今は元気でも夕方には死んでいるかも知れない。老若関係なく死は訪れるのだから、これからの生き方をよく考えて過ごすように・・・・という内容だと思いますが、この中で私は「されば、朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。」の一節が強く耳に残りました。明日があると思わず、その日その日を精一杯生きるように・・・・との教えです。

○FCWAの総会は、4月5日(日)の予定です。時間と会場は決まり次第お知らせ致します。寒い日々が続きインフルエンザも流行っているようですが、くれぐれも体調管理をしっかりとお願い致します。

                 FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子


 新春を迎えて

巻頭言 2009年1月1日 発行:福島CW愛好会
 

先月2日に齋藤編集長が急逝され、私は悲しむ暇もなく二つの事に追われていました。一つ目は、齋藤さんのコンテストログを、アメリカのCQWWDXの事務局へ提出する事。二つ目は、このWebの全てを齋藤さんのサーバーから私のへ移動させること。色々なハプニングがありましたが最終的に、ログの提出は17日、Webの移動は19日に無事終了させることが出来ました。ログ提出に関しましては、JA7MJ千葉さんとJA1HMK杉さんのご協力のお蔭です。本当に有難うございました。齋藤さんも安心して「GL Contest ! TNX ! 73&88」と信号を送ってくださっていると思います。

○齋藤さんは、上記コンテストに1日の深夜1時頃まで参加され、その日の朝には東京へ出張され、翌日の朝帰宅されてから、このWebの編集をされていました。(コンテストログとホームページから、その行動が窺えました。)体調が悪かったにもかかわらず頑張り過ぎて無理が祟ったのではないかと思われます。仕事に対する責任感が強いという事では、一つのエピソードがあります。この夏、出張へ出掛ける日の朝、庭に巣食っていた蜂の大群に身体中を刺されたそうです。露出していた顔や手足が大きく腫れ上がったそうですが、そのまま新幹線に飛び乗ってお仕事に行かれたそうです。そんなお話を後から聞いて私はびっくりしました。普通の人なら出張をキャンセルして病院に駆け込み自宅で静養すると思うのですが・・・。こんな無茶な逸話が残るほどに仕事に対しても責任感の強い方でした。今にして思えば、体力以上に頑張りすぎたのではないでしょうか。

○このWebは開設当時は3人で立ち上げましたが、途中から二人で編集するようになりました。各人が編集したらお互いにサーバーから落としておかないと次の編集に差し障りがありますので、連絡はマメにとっておりました。とは言え、最近はメールもたまにしかお返事をくださらなくなっていましたし、電話しても繋がらない事が多かったのも事実です。亡くなられた日のお昼頃「Webを更新しました。」とのメールが届きましたので、今ならご自宅に居られると思い、電話して普通に会話しました。まさかその晩に他界されるとは、その時夢にも思いませんでした。

○公私にわたって色々な相談に乗って戴きましたが、繊細で細部に心配りをされる方でした。例えば、meetingなどで集まる時は、皆さんがお小遣いの中から捻出するのは大変なので、会費を出来るだけ安く設定するようにと指導して戴いておりました。数え切れないほど多くのことを教えて戴き、感謝の気持ちで一杯です。アマチュア無線の大先生でしたが、先輩面をしないで誰にもfriendlyに接して下さる方でした。これからもFCWAやJA7ZBFの活動を叱咤激励しつつ見守って戴きたいと思っております。齋藤さん、本当に有難うございました。そしてお疲れ様でした!

○8月2〜3日に開催されたフィールドデーコンテストの電信部門マルチオペオールバンドで、JA7ZBFは6年連続第1位となりました。齋藤さんも安堵しておられることでしょう。

○新春を迎えた今、齋藤さんのアマチュア無線に対する強い意志や熱意を、残された私達が如何に受け継いでいくか、が今後の課題です。CW講習会や144メガでのCW練習会を通してアマチュア無線の普及に尽力された齋藤さんの遺志を少しでも私達が引き継げますよう、皆さまのご協力をお願い致します。

○1月18日(日)に、『JA7SSB齋藤さんを偲ぶ会』を行います。齋藤さんと初めて出会った時の事や印象に残った言葉などを思い出して供養の一つとさせて戴きたいと思います。ご縁のあった方はどなたでも、どうぞお集まり下さい。

○新春とは言え、これから寒さのピークを迎えます。健康管理に留意され、皆様が元気に日々過ごされますよう心より願っております。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

                  FCWA事務局 JI7VBW/堀切洋子