2016年 巻頭言・編集メモ

寒い冬、健康管理

 2016年12月1日 発行:福島CW愛好会

 福島県各地の高山は既に雪が積もって、いよいよ冬の到来です。
 気象庁の発表によると、世界的な異常現象を引き起こすラニーニャ現象により、この冬は気温が低くなる傾向があるそうです。暖房器具はもとより、うがい、手洗い、マスク着用、インフルインザ予防接種、体が温まる食事等、いろんな対策を講じて寒い冬を乗り越えましょう。

 寒い冬を乗り越える料理は、旬の食材を使った煮物、汁物、とビタミンCが豊富なミカンだそうです。風邪をひきそうなとき、そういうもので退治できるようになれば、風邪の予防には、最高の対策と思います!!

               FCWA事務局長 JH7NTW  加藤 義博


 2016年12月1日  編集メモ

第8回FCWA CW QSOパーティにご参加を

 師走の恒例の行事となりましたFCWA CW QSOパーティ(FQP)は、早いもので今回で第8回を迎えます。
 このFQPは、2008年に亡くなられた故JA7SSB斎藤さんのメモリアルとして私が発案しました。CWが大好きだったOMの意思を後世に伝えるため、OMの命日である12月2日にコンテストをと考えたのですが、各局と相談のうえ、幅広く多くの局に参加していただくために、QSOパーティという形で、楽しみながら交信していただくことにしました。

 FQPは現在は、12月の第1土曜日開催となり、QRP部門も追加され、多くの局に楽しんでいただいています。多くの局がのんびりとCWを楽しむ機会になれば幸いです。師走の空をCWでいっぱいにしましょう。ご参加をお待ちしております。

               FQP マネージャー JH7UBC 畠 惠治


 2016年12月1日  編集メモ

電子技術は絶対に嘘をつかない

 池井戸潤原作でTVドラマにもなったベストセラー小説「下町ロケット」、町工場佃製作所の経営者を演じる阿部寛の口癖が『技術は絶対にウソをつかないんだ』でありました。これに通じる事が我々アマチュア無線家たちにも馴染みの深い「エレクトロニクス」の世界にも言えるのではないでしょうか

 過日、催されました当愛好会主催の2chメモリィ機能付きエレキ―製作教室に集合したメンバーはJA7UCA石井講師を含め10名。初のブレッド・ボードと呼ばれるソルダーレス(つまり半田付け不要)基板を利用しての製作に期待も高まります。

 参加者全員が昔のラジオ少年(少女)にタイムスリップしたかのように目をキラキラと輝かせながらの時間は本当にプライスレス(貨幣価値に換算する事の出来ない)な経験を堪能する事が出来たと存じます。そしてこの日の為に念入りに準備された組み立て手順書通りに仕上がった十個のキーヤーはすべて正常な動作を確認する事が出来たのでした。

 この場をお借りしまして工作教室全般をサポートして下さいましたプロジェクト・リーダーであられます石井さんに心から御礼を申し上げますと同時に言うまでもありませんがお忙しい中、会場にご参集頂きました皆々様に対し心より感謝を申し上げます。

               FCWA副事務局長 JH7LUF 金沢勝則


古典芸能とモールス通信
 
2016年11月1日 発行:福島CW愛好会

 10、11月は「芸術の秋」とも言われ、各地で伝統芸能の催し物が盛んな季節と申せましょう。私事で恐縮ですが10月20日は郡山市民文化センターで「こおりやま寄席」、同28日には福島県文化センター(現・とうほうみんなの文化センターへ改称)大ホールにおきまして『違いの分かる男のGOLDブレンド』のCMでお馴染みの人間国宝で狂言師の野村万作氏の舞台を観覧する機会に恵まれました。

 ディジタルテクノロジー万能の世の中にありまして「アナログ文化」の象徴とも言える落語と狂言の世界。落語は二百年、狂言に至りましては六百年の歴史があるのだそうです。本当に良いものは何百年経ちましても決して色褪せる事はございません。万作先生と競演なさった長男の野村萬斎師はその伝統芸術を未来へと受け継ぐ貴重な伝承者と言えるのではないでしょうか。狂言そのものは初体験でしたが、生の舞台は迫力充分であり日本人であれば誰しも感動するに余りある内容であったと思います。

 西洋の言葉の表現にアンティークとヴィンテージがありますが、この違いはアンティークとは『百年』以上経ったものを指すのだそうです。逆にヴィンテージは単に古いモノとなります。アナログ通信としてはもはや古典的となりつつあるように感じられる(国家試験からも実技科目が廃止)CW通信ではありますが、百年以上の歴史が今なお息づいている事実からも、この文化をすべての電信愛好者同士の絆をもってして未来へ脈々と受け継いで行きたいものです。
    
            FCWA副事務局 JH7LUF 金沢勝則


 2016年11月1日  編集メモ

  負の遺産(ゴミ屋敷にならないように)

 
今年もあと2ヶ月、あっと言う間に11月です。
 今年に入り叔父の実家を取壊す事になり、春から少しずつ家財の整理をしてきました。とにかく、家財道具が多く、まだ1/3ほど残っています
 家財をいくら整理しても、後から後から出て来ます。出てくる家財は、ほとんど再利用出来ない物ばかり。また、処分しようとしても、処分料がかかる物が多いのです。特に、家電製品はリサイクル料金がかかり 大変です。
 そこで考えたのですが、今の自分は、そして今の家は果して、どうだろうか? 
 今の内に、いらないものは少しずつ処分しようと思いました。世間で言うゴミ屋敷にならないように!!

               FCWA事務局長 JH7NTW  加藤 義博


2016年11月1日  編集メモ

QRPの楽しみ

 秋が深まり、私が住む会津では、今月中頃には雪が舞い始めます。寒さに体が慣れないので、北風にのって雪が舞うこの時期が、一番寒さを感じます。
 無線に関しては、サイクル24が終わり、ハイバンドのコンディションは下がる一方です。これから春までは、ローバンドの季節ですね。

 これからの季節、私は自作のQRPトランシーバで、7MHzのCW運用を楽しもうと思っています。時間帯は、夕方が良いですね。わずか0.5Wのトランシーバですが、日本国内は十分交信可能ですし、コンデションによっては、DXとも交信できます。SSBでは、なかなかこうはいきません。まさにCWのなせる業です。
 パワーがあれば、交信できるのは当たり前です。QRPだからこそ、交信できた時の喜びは大きなものがあります。
 7.003MHz付近でCQを出していますので、聞こえましたら、交信よろしくお願いします。

                         JH7UBC 畠 惠治


鉱石ラジオ

 2016年10月1日 発行:福島CW愛好会

 今から50年以上前、私が中学生の頃のことです。友人からもらった鉱石検波器を使って鉱石ラジオを作りました。鉱石ラジオに針金で作ったアンテナを繋ぎ、ラジオから音声が聞こえた時は、とてもうれしく感動したものです。その後、鉱石検波器をゲルマニュウムダイオードに変え、いわゆるゲルマラジオにして放送を聴いていると、突然、「CQ、CQ こちらは・・・」という音声が聞こえてきました。「何だ これは!」と驚きました。

 後で分かったことですが、近くのアマチュア無線局の電波を受信したものでした。周波数はまったく違うのですが、ローカル局の電波ですから、中波のゲルマラジオで受信してしまったのでしょう。ローカル局の局長は、なんと同級生でした。この出来事が、私がアマチュア無線を始めるきっかけになりました。

 無線機の製作でお世話になっている「手作りトランシーバ入門」の著者、JF1RNR今井さんのブログを拝見するとゲルマラジオについての興味深い記事がありました。工夫次第で高性能のゲルマラジオを製作することができるようです。

 今は、お金を出せば何でも手に入れることがでる時代です。しかし、ゲルマラジオのように自作しなければ手に入れることができない物もあります。秋の夜長を自作のラジオで楽しむ、なんていうのも乙なものです。無線の原点に戻り、鉱石ラジオ(ゲルマラジオ)を作ったみるのも面白いと思います。いかがでしょうか。
 
                          JH7UBC 畠 惠治


 2016年10月1日  編集メモ

初心者向け「欧文モールス練習会」

 福島市内ローカルの当愛好会メンバー各局さんが中心となり、二ケ月程前から月曜の夜8時より7MHz CWバンドを使用し欧文による実技交信練習会として実績を積み重ねてきました。そして今般、参加局も定着して来ました事から、今月より正式な形での本会の公式プログラムとして広く一般の会員の皆様にも参加をお呼び掛けする事になりました。

 詳細はメーリングリスト及びホームページにて逐次ご案内させて頂きますが、中々第一歩が踏み出せず「足踏み」をなさっていらっしゃる方々の「背中」を押してあげられるような役割を担うものと今後の発展に大いに期待したいと思います

               FCWA副事務局長 JH7LUF 金沢勝則


2016年10月1日  編集メモ
 
秋 本番!!

 今日から10月、いよいよ、秋本番です。周りを見ると、黄金色の田畑、山はうっすら紅葉色、周りは豊作祭の準備たけなわです。個人的には、私はこの秋の季節が一番好きです。一年間通して、一番心が落ち着くのです。

 この時期に少し早いですが、今年の反省、そして、来年度の計画を練る,絶好の時期なのです。好きな音楽を聴きながら、一日中考える、最高の季節なのです。

               FCWA事務局長 JH7NTW  加藤 義博


自然力の認識

 2016年9月1日 発行:福島CW愛好会

 この時期になりますと毎年思う事があります。それは、今回の台風10号を始めとする自然の力です。この地球上、どんなに文化文明が進んでも自然の力を制する(コントロール)ことは、出来ないのです。

 我々の世界(電波の世界)でも全く同じです。サイクル24は、まもなく終わりに近づいています。後11年経たないと、サイクル25は来ないのです。これも一つの自然力なのです。
 要は、人間は自然に対しては、何も出来ない。と同時に、自然破壊など何も
やってはいけないのです!!

               FCWA事務局長 JH7NTW 加藤 義博


  2016年9月1日  編集メモ

SK(Silent Key)

 CW交信では、交信の最後にSK(または、VA どちらも一符号で、・・・-・-です。)という略符号を打つことが一般的です。この符号は、交信完了を意味します。

 アマチュア無線では、SK(Silent Key) は電鍵の音が消えることからオペレータの死亡の意味に使われます。
 先日、当同好会の準会員のJA1HMK杉さんが、突然サイレントキーされました。杉さんは仕事で郡山市にお住まいだったという縁で、FCWA準会員として長く当同好会に参加されました。HF交信会のログやFCWA CW QSO Partyの参加リストを見ていただくと分かるように、当同好会の行事に熱心に参加され、またメーリングリストでは、貴重な助言をいただきました。

 杉さんの訃報をA1クラブのメーリングリストで知った時は、あまりの驚きで絶句してしまいました。なぜなら、前の週のHF交信会では、杉さんの流れるようなCWを聞いていたからです。

 しかし、考え方を変えると、死は誰にも共通に訪れます。死の直前まで、CWを楽しむことができたのは、CWマンとしては幸せなことだったと言えるかもしれません。
 杉さん さようなら、ありがとうございました。

 JA1HMK DE JH7UBC 73 TU SK SK

                  JH7UBC 畠 惠治


2016年9月1日  編集メモ


JARL QRP CLUB 創立60周年

 先日、東京有明で開催されたHamフェア 2016会場で一足早く発売されたCQ出版社刊「QRP入門ハンドブック」を入手と同時に返す足でJARL QRPクラブブースに立ち寄ってまいりました。そこでお会いしましたのが同クラブ現会長の函館市のJA8IRQ 福島さんでした。デスクにヴィジター用の記帳ノートがございましたので早速記入すると同時に入会の意思をお伝えして帰って来ました。

 戻りましてからインターネットによる会員登録申請を行い待つこと数日間、会員ナンバー#1132として無事に正式なメンバーの仲間入りとなりました。しかし、登録しただけでは何も変わりませんので今後は諸先輩方のアドバイスのもと出来得る限り電信用の送信機ぐらいは自作してQRP通信を楽しみたいと誓いも新たにしているところであります。

 ところで、メンバーリストは非会員でも自由に閲覧が可能で(モチロンCALLサインのみで個人情報は非公開)申請受理までの間、リストを眺めていましたところ先頃お亡くなりになられたJA1HMK 杉OMのコールサインが#898としてUPされていました。本当にもっと早い時期に気が付いていれば杉先輩とQRP通信の話題で盛り上がれたに違いないと思うと残念でなりません。これからは杉さんがやり残した分も私が受け継ぐ気持ちでQRP通信の世界にどっぷりハマりたいと考えている今日この頃なのでございます
※なお、QRP CLUBに興味がおありの方はURL: http://www2.jaqrp.org/で検索の上、閲覧してみては如何でしょう

                    FCWA副事務局  JH7LUF 金澤勝則


Hamフェアへ行こう

 2016年8月1日 発行:福島CW愛好会

 いよいよ二週間後に迫って参りましたアマチュア無線フェスティバル、通称ハムフェアはめでたくも今年で40周年を迎えるそうです。昨年のJARL創立90周年記念大会に引き続いての節目の開催となる訳ですので見逃せないような企画に思わず期待も高まります。

 このハムフェア、当初は富士山のすそ野にてアマチュア無線家の有志たちで開かれ、丁度同じ時期に日本アマチュア無線工業会が独自で開催していたJAIAフェア(ジャイアフェア)とその後合流し、現在のHamフェアとしてかくも盛大に催されるようになったそうであります。

 さて、今回の目玉となるような話題の出し物は…私独自の主観的な好みで選ばせて頂くといつもの事ながら「CW関連」のブースに尽きるのかも知れませんが、二週間ほど前に和文モールスで交信頂いた方と「全国和文電信同好会」前での初アイボールを約束致しましたので目下のところ最大の楽しみでもございます。又、アマ無線カテゴリィからは外れますがフリーライセンス無線の分野からは、いわゆるCB無線やUHF簡易無線、そして昔流行ったBCL(ブロードキャスティングリスナ)関連では新設のクラブ団体の出展もあるようですので是非とものぞいて参りたいと考えている所であります。帰宅しましたら詳細なレポートを本会の「メーリングリスト」へ書き込ませて頂きますのでどうかご期待下さい。

                FCWA副事務局 JH7LUF 金澤勝則


  2016年8月1日  編集メモ

 コンテストを楽しむ

 JARL福島県支部主催の第47回全福島マラソンQSOというコンテストが7月25日から31日までの7日間にわたり行われました。当局は2000年から毎年このコンテストに参加しています。今年はシングルバンド部門50MHzで参加し、7日間各局との交信を楽しみました。

 当局JH7UBCが開局したのは、1977年です。開局からの22年間は、コンテストとは無縁のアマチュア無線生活でした。むしろ、コンテストが始まると「あー うるさい。早く終わらないかなー」と思うほどでした。
 1999年、お誘いを受けて、県北430CQ大会という430MHz FMのコンテストに参加しました。この当時430MHz帯もかなり賑やかで、多くの局と交信することができました。「なんだ、コンテストって面白いじゃん」とコンテストの面白さを知ってしまいました。

 その後、ローカルのコンテストを中心に参加し、2000年にFCWAに入会してからは、FCWAのメンバーとしてフィールドデーコンテストに2005年からFCWAのクラブ局JA7ZBFに参加し、マルチオペ・マルチバンド部門での5年連続優勝に貢献することができました。

 最初は、軽い気持ちで参加したコンテストですが、徐々に本気モードになりました。どうせやるなら本気でやった方が面白いし、終わった時の成就感をたっぷり味わうことができます。そして、入賞した時の嬉しさは、たまりません。運動でも勉強でも賞状というものをもらったことがなかった小生ですが、アマチュア無線では賞状をいただくことができます。自己満足ですが、嬉しいものです。

 今年も例年のとおりコンテストに参加できています。これは、健康であり、生活も安定しているからにほかなりません。いつものとおりコンテストに参加できる幸せを感じながら、今年の参加予定のコンテストを楽しんでいきたいと思います。

                JH7UBC 畠 惠治


平和な世界を

  2016年7月1日 発行:福島CW愛好会
 
 
国際情勢とアマチュア無線

 東西冷戦の時代、東側諸国のアマチュア無線は、きびしく制限されていました。スパイ活動や情報の漏えいを防ぐためです。当然、西側のアマチュア局の電波も監視されていたようです。
 1990年の東西ドイツの統合、それに続いたソヴィエト連邦の崩壊により世界は緊張が緩和され、アマチュア無線の電波は、自由に世界中を飛び回るようになりました。アマチュア無線の活動の度合いは、平和のバロメーターといっても良いのではないでしょうか。

 21世紀になり、情報通信の主流は、インターネットなどの高速通信に移り、電波による通信(特に短波通信)の需要は大きく減少しました。短波通信はアマチュア無線による通信が主流と言ってもよい時代になりました。しかし、現在でも相変わらずアマチュア無線が制限されている国があるのも事実です。
 先日、イギリスの国民投票では、EU離脱が残留を上回るという結果がでました。このことが今、世界の経済に悪い影響を与えるのではないかと懸念されています。経済の混乱、不安定は、政治や国際情勢の不安定さの原因になります。

 我々アマチュア無線家としては、自由に電波を出せる状況と今後とも望みます。そのためには世界の平和、国際情勢の安定を望みます。この望みは、アマチュア無線家だけでなく、すべての人々の望でもあります。何もしないでは、望はかないません。世界の平和、国際情勢の安定のため日ごろから、それぞれにできる努力をすることが必要であると考えます。

                          JH7UBC 畠 惠治

                    

  2016年7月1日  編集メモ

昭和の名機たちと古典的無線雑誌

 今夜のテレビ番組ではありませんが、「現代に歌い継がれる昭和の名曲集」のごとく、昭和時代後期に活躍した往年のアマチュア無線機群を未だにこよなく愛し続けるかたわら、数年前よりそのリアルタイムな時代に発行された無線雑誌収集を楽しんでいます。

 入手方法は言うまでも無く「ヤフーオークション」なのですが、つい最近落札に成功したのは円谷プロダクションが世に送り出したスーパー・ヒーロー「ウルトラマン」誕生と同期の1966年5月号CQハムラジオでありました。当時の定価は180円、現在のCQ誌定価は970円ですから約5倍強の物価水準に値すると思われます。半世紀前の無線雑誌に今さら何を期待しているの?って言う疑問も生じますが、その最終ページに有りました三田無線研究所の広告に「パノラミック・アダプター」が登場しており50年以上も前から現行のバンドスコープあるいはスペクトラム・スコープのようなアイデアが存在し現実に商品化されていたのかと思うと「先人」たちの物凄さに圧倒される思いがしました。(当時の価格で\59,000ですので今なら\317,000に相当)

その商品PR記事
受信機と併用して目的の受信電波を中心に最大100KHzまでの間に存在する電波の状態をブラウン管で観測し、相手局の状態を見ながら通信出来る他、次にQSOしたい電波の状態も見え、バンドのすき間も一目で分かるので通信の効率を何倍もあげられますと書いています。

この他にも1968年1月、1969年11月CQハムラジオを保管していますのでご興味がおありの方には是非お見せしたく存じますので私までご連絡をお願い致します。

                    FCWA副事務局長 JH7LUF 金澤勝則


  2016年7月1日  編集メモ

長波帯標準電波施設の見学会

 去る6月8日、JARL福島県支部の主催で、我が国に2箇所あるJJY施設のうちの一つで福島県田村市にある、おおたかやど山標準電波送信所に見学に行って来ました。

 ご存知のとおり、この施設は日本標準時の電波を24時間中40KHz、50KWで半径1500Km(ほとんど日本の国土をカバー)発射しております。正確な日本標準時は、電波時計の時刻合わせ、放送・電話の時報サービス時刻基準、計測器の周波数基準、無線機器の周波数合わせ等に利用されております。

 見学時間が1時間30分位でしたので、ちょっと時間が少なかったと思いました。この施設は通常5名(男3名、女2名)勤務とのことでした。施設内には、見たことない送信機,周波数発振器
超整合器、大人の腕の太さもあるケーブルなどなど、一日中見学しても飽きない施設でした。
 ただ、施設外の放射線量が0.5マイクロシーベルトと高い値なのが気になりました。尚、施設長の松原氏の祖父もアマチュア無線家だったとのことです。


                    FCWA事務局長 JH7NTW 加藤 義博


新事務局長あいさつ

  2016年6月1日 発行:福島CW愛好会

 平成28年度FCWA定期総会無事終了

 去る5月22日、本年度の定期総会が開催され、平成28年度の新しい体制にてFCWAが出発する事になり、私(JH7NTW 加藤)が事務局長となりました。

 本年度も会長を初め役員一同気を引き締め、FCWAの活動をより良く楽しい活動にしたいと思っております。どうぞこの一年よろしくお願い申し上げます。


 今年の計画の中に、電子工作の予定があります。私もあの半田の匂いが大好きです。今から大いに期待しております。その他行事も盛りたくさんです。大いに楽しみましょう。

                    FCWA事務局長 JH7NTW 加藤 義博


 2016年6月1日  編集メモ

事務局長退任のご挨拶と副事務局復帰への抱負

 去る、5月22日召集されました我が福島CW愛好会「平成28年度定時総会」は正会員20名出席の下、活発な意見交換の末に無事、提案事項が可決されました。ご臨席の皆様におかれましてはご多忙の中、会場であります県青少年会館にお駆け付け下さいまして心から感謝を申し上げます。

 また、新年度会長に推挙されましたJG7QEN 堀切さん、そして新事務局長に就任されましたJH7NTW 加藤さんにおかれましては今後、益々のご活躍と愛好会の発展のためのお力添えを心よりご期待申し上げます。

 さて、平成27年度をもちまして事務局担当を下ろさせて頂く所存でしたが、再び副事務局として事務局長の加藤さんと協力しながら愛好会運営に引き続きかかわらせて頂く事となりました。そして、その「初仕事」が又しても編集メモの原稿作成と相成りまして、ホームページ編集ご担当の畠さんにはいつも締め切り間際の送稿で心配の掛け通しですが、出来得る限りタイムリィなテーマに絞りまして一年間取り組んでまいる所存ですのでどうかお付き合いの程宜しくお願い致します。

                    FCWA副事務局長 JH7LUF 金澤勝則


  2016年6月1日  編集メモ

 Eスポシーズンと家庭菜園

 6月は最もスポラディックE(Eスポ)層が発生しやすい季節です。また、私のもう一つの趣味である家庭菜園が一段と忙しくなる時期です。
 5月に定植したナスやトマトがすくすくと成長し、種を蒔いたハツカダイコンやルッコラが収穫の時期になります。朝、畑に出たついでに6mバンド(50MHz)をワッチします。夕方は、畑や花に水やりをするついでにワッチします。6mのEスポは、午前11時前後と夕方4時過ぎころによく発生しますので、畑に出る時間がちょうど良い時間帯になります。

 でも、それだけではありません。NICT(宇宙天気情報センター)のwebサイトでEスポの発生状況を確認し、50MHzリアルタイム情報で、実際の入感状況を確認します。大オープンなら、いそいそとシャックに向かいます。
 6月は、楽しい季節なのです。

                          JH7UBC 畠 惠治


新緑の季節平成28年度スタート

  2016年5月1日 発行:福島CW愛好会

 最初に、今回の九州(熊本、大分)災害を受けられたすべての皆様に対して、心からお見舞い申し上げます。

 さて、5月は平成28年度、FCWAの新しいスタートの月です。本年度の総会にて(活動方針)決定する訳ですが。会員の皆さんの意見を(どんな事でも)出して頂きたいと思っております。昨年度の反省、今年度の企画などなど。

 この会は会員(そう貴局長)が主体のFCWAなのです!!

                    FCWA副事務局長 JH7NTW 加藤 義博


 2016年5月1日  編集メモ

 地震と電磁波

 私は、高校生の時にアマチュア無線を始めました。今から49年も前のことです。当時アマチュア無線の入門バンドは、50MHz帯(6mバンド)で友人とこのバンドで遊んだことを思い出します。
 今でも50MHz帯が好きで、Eスポシーズンになるとワクワクします。ですから、3月ころから50MHzをよくワッチするようになります。3月、4月は赤道横断伝搬でオーストラリアやニュージーランドが良く入感します。

 4月14日も50MHzをワッチしました。ジーという強いノイズが入感していました。何のノイズだろうと思いました。そして、その日、熊本地震が発生しました。その後もそのノイズは続き、最近になって少なくなりました。
 地震が発生するとき、岩盤が破壊され、電磁波(光や電波)が発生することは良く知られています。今回受信したノイズが、地震と関連するものかどうか確認はできないのですが、興味深い現象です。

 科学技術が進歩した現代ですが、いまだ地震を予知することはできていません。電磁波の観測も含め、地震を予知することができるようになれば、被害を最小限に留めることができると思います。地震大国日本の取り組みとして、総力をあげて、この課題に取り組むべきと考えています。
 
                  JH7UBC 畠 惠治


  2016年5月1日  編集メモ

自作の虫

 前回「巻頭言」で触れました半田ごてを握る楽しみ、自分で発言しまして自身で実践するつもりは無かったのですが、ヒマに任せてネットオークションを眺めておりましたところ中国製のQRP CWトランシーバーキットが目に止まり「即決価格」で飛び付いてしまいました。(典型的な衝動買いhi)
 周波数は7メガヘルツ、モードはCW専用機ですがコレから部品のチェックを済ませいよいよ製作開始です。電子工作は気が向かないと中々チャレンジ出来ず久々になりますが無事完成しましたら是非お披露目させて頂きたいと考えます。

 ここで自作をお試しになる場合の皆様へのアドバイスとしまして、キット製品は図面通りに組み立てればほとんど動作するのが普通ですが、電源をつないだ後で天を仰がない為の法則として念のためパーツの不良を事前にみつける習慣をつけると良いでしょう。
 あるキット製品メーカーの設計者の方からお聞きした事例ですが「回路図を取り寄せ全く同じ定数のパーツを買い集めて組み上げたとしてもキットに梱包されたものと同様の動作は期待出来ない」とおっしゃっていました。それは、KITの場合では念入りな部品選別を行っている事情から動作は保証できるが、自作では必要数しか購入せずノーチェックで取り付けてしまう場合が多いからなのだそうです。そう言えば自作を得意とするハムほど半導体を豊富にストックしているのは「選別」を目的にしているからだと納得する事が出来たと言う訳です。抵抗であればテスターでオーム値を測る、コンデンサーであれば絶縁不良で短絡していない事を確認したり、ダイオードであれば導通チェック等製作前の点検は欠かせないと思います

               FCWA事務局長 JH7LUF金沢勝則


「無せんの風になって」

2016年4月1日 発行:福島CW愛好会


昨近のアマチュア無線界の動向

 2月より読売新聞連載中の元JARL原会長の回顧録(全30回シリーズ)、最終話のタイトルは「ハムの楽しさ 子供にも」でありました。簡単に要約すると国際宇宙ステーションとの交信にハムの電波を使って小中学生が宇宙飛行士とコンタクトする取り組みをNASAが行っていて、宇宙と交信出来た子供たちは目をキラキラとさせていた。ハムならではの巡り合いの楽しさは昔も今も変わらないと言うお話です。そしてどうやったら子供たちに夢を持ってもらうか我々はもっと考えなくはならないと結んでありました。

 この例は特殊なケースではありますが、他にも自分でモノを作る楽しみ、つまり無線の場合は電子工作と言うカテゴリィがあてはまるのではないかと思います。現在ネット等でチョッとした話題に上がっているのがキット製品サプライヤーとしてQRP機器を中心に数々の意欲作を世に送り出してくれた「ミズホ通信」社長JA1AMH高田継男さんご逝去の報でした。同社はすでに業務そのものを2012年中に終了していましたが、亡くなる数年前に某出版社宛てに「ピコシリーズとQRPの楽しみ」と題して長文の直筆原稿を託していた事が分かり、いずれ月刊誌での掲載を計画中とのレポートがありました。

 また、栃木県那須町に本社を構えていたアイテック電子研究所も経営者の高齢化と後継者がいない事を理由に昨年末に業務を終了した事も最近になって判明しました。一つまた一つと自作派ハムをサポートし続けて来た企業が消えゆく中でハンダゴテを握る楽しみを忘れない為にも今後は骨董的な無線機を分解し現役時代の状態に復元する作業、いわゆるレストアであったり、メインテナンスと呼ばれる楽しみ方にも目を向けるべき時がやって来たように思えるのは私だけなのでしょうか?

 偶然にも4月2日(土曜日)CQ出版社より『アマチュア無線機のメインテナンス』として単行本が出版される事になり非常にタイムリィな企画に大いに歓迎致している所でもあります。ディジタル・テクノロジーに依存をする近代無線機は回路上にブラックボックスと化したデバイスが使われており、もはや専門的な知識を持たなければ手の施しようもございませんが、昭和時代に生産されたような旧式の無線機たちであれば、まだまだ素人の技術力でも何とかなりそうです。なお修復作業につきましては万が一、正常な動作に戻らなかった場合でもあくまでも自己責任で行って頂きたいと存じます。

              FCWA事務局長 JH7LUF金沢勝則


 2016年4月1日  編集メモ

新年度スタート

  2016年度スタートです!4月は全てスタートの時期でもあります。
 私の住んでいる地域でも新年度になり、住居地域の新役員の改選等、2月〜3月の時期は大変忙しくて、仲々決まらず大変苦労致しました。新年度も又、一役員と成り(推薦され)断れなく、渋々受けました。(これ以上各役員は出来ないのが本音)
 引き受けた以上責任が今から頭から離れません。これで全て8役員を、この一年間行事を遂行しなければならない事になり、今から頭が痛いのです。しかしやる以上は、ほうれんそう(報告、連絡、相談)を基本に、任務を遂行したいと思って居ります!!


               FCWA副事務局長 JH7NTW 加藤 義博


  2016年4月1日  編集メモ

 FCWA CW交信会について

 FCWAでは、毎週水曜日21時から3.5MHzにおいて、CWによる交信会を開催しています。この交信会は、2008年から行われており、早いもので今年で8年を経過しました。交信会の記録は、本サイトのHF帯交信会のページで見ることができます。
 交信会のキー局は、主にJA1OQG/7が担当し、時々、JI7VBW,JH7UBC,JN7KRHが担当しています。今年に入っては、当局がキー局を担当することが多くなりましたが、2週間続いて都合が悪く、JN7KRH局にキー局をお願いしました。毎週ほとんど休まずキー局を担当してきたJA1OQG局のご苦労と、熱意を身をもって知ることになりました。
 交信会に参加する局は、基本的にFCWAのメンバーですがキー局の許可があれば、メンバー以外でもチェックイン可能です。
 交信会の内容は、各局へのレポートを交換してから、一言ずつメッセージを和文(ホレ)で送るという形で行っています。しかし、交信会に参加する局は常連化し、ややマンネリ化をしていると言われても仕方がない状況です。
 参加局が増えない原因として二つのことが考えられます。一つは、3.5MHz帯というバンドを使っていることです。このバンドにON AIRするためには、大きなアンテナが必要で、多くの局には大きなアンテナを張ることは難しいことです。二つ目は、和文交信です。欧文交信なら何とかなりますが、和文交信は多くの局にとって、敷居が高いようです。
 このようなことを考えると、CW交信会について、改めて考えてみる時期になっているようです。FCWAの総会を前に会員の皆さんにもCW交信会について、どのような方法が良いのか考えておいていただきたいと思います。

                  JH7UBC 畠 惠治


東日本大震災から5年 アマチュア無線の役割とは

2016年3月1日 発行:福島CW愛好会


 3月11日で東日本大震災から丸5年になります。一般的な災害では、5年で一区切りとも考えられますが、今回の千年に一度と言われる未曾有の大災害の復興は、まだまだ道半ばです。特に我が福島県においては、原発事故の影響は大きく、復興にはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、希望を捨てず着実な復興の歩みを続けなければなりません。

 アマチュア無線家として、震災当時の災害非常通信を思い出します。震災直後、携帯電話や固定電話がつながらず、電話通信が大きく混乱しました。こんな時こそ本来なら無線通信(アマチュア無線通信)が活躍すべき場面でした。7MHz帯では連日非常通信が行われましたが、必らずしも十分とは言えなかったと思います。V・UHF帯での通信もしかり。

 いざという時に、我々が持っている通信技術を社会の役に立てるという心構えを日ごろから持ち、そのための準備と技術の向上に努めるのも我々アマチュアの一つの役割であると強く感じています。

                  JH7UBC 畠 惠治


 2016年3月1日  編集メモ

閑話二題

 もう、すでにご存じの方も多いと思われるが、読売新聞朝刊に日本アマチュア無線連盟元会長のJA1AN 原昌三氏(89歳)が語った「時代の証言者」30回シリーズが連載されている。今朝の朝刊で早くも10回目を数えた。アマチュア無線の黎明期から戦中戦後を経てJARLが再結成された逸話や再開と同時にJARLの機関誌として現在の『CQ ham radio』誌が創刊された事など、今だからこそ話せるようなエピソードが満載である。興味がある方におかれましては、一読の価値ありと申し上げておきたい。

 次に、そのCQ誌に他でもない我FCWA発行のTHE CW 365 Awardが今月発売の4月号に紹介されると言う嬉しいニュースをお知らせしたい。なぜなら、このアワードは一般の雑誌等には一度も掲載されておらず、俗に言う「アワード・ハンター」層でさえ知る者がいないと目されるからである。そもそも、アワード担当デスクのJI7VBW・堀切さんに直接、編集者から掲載のアプローチがあった事が、ルールの見直し、更には難易度をワンランク下げた新設アワードの設定などに繋がった事は想像に難くないのである。これまでホームページでしか紹介されていなかった365アワードが著名な無線雑誌に掲載される事によってもたらされる有形無形の恩恵は計り知れないものがあるはずと私は信じたい。

                 FCWA事務局長 JH7LUF金沢勝則


  2016年3月1日  編集メモ

出会いと別れの3月!!

 いよいよ、3月に突入です。この時期は、人生で誰もが経験する出会いと別れの季節でもあります。元来私は、別れと言う言葉は好んで使いたくありませんが、時節柄使わなければなりません!
 タイトルの表示も、あえて「別れ」を後ろにし表示しました。と言うのも、私の従兄弟が60歳で他界致し、気持ちもまだ、落ち着いておりません。非常に残念です。

 3月1日は、高校の卒業式。これも又別れですが、又お祝いでもあります。私は今から40数年前に高校を卒業しましたが、大雪の卒業式でした。古いアルバムを見ながら、ため息の連続・・・・
 3月中旬頃からは、新しい出発の時期です。又、出会いの時期でもあります。出会いには、希望と共に期待が付いてきます。当時を思い出して、ここで再び、ため息、あーあーと言う今日この頃です。

                 FCWA副事務局長 JH7NTW 加藤 義博


目的意識を持とう!!

2016年2月1日 発行:福島CW愛好会


 あっと言う間で、もう2月になりました、暦の上では春ですが、まだまだ春遠い日々です。3日(節分)4日(立春)そして19日は(雨水)と着実に春に向かって居ります。

 さて、FCWA年間行事も、毎週定期CW交信会を残すだけになりました。まだ、早いですが、今から(来年度)のFCWA年間行事で、あれも、これも行いたい(行事)を、考いていて欲しいのです、その事が各局の、目標となり(目的意識)FCWAの活性化になります。

 どうぞ、忌憚なくご意見、提案、要望なんでもお寄せください、このことがFCWAの発展に繋がります。会員の各局、貴局が主役なのです。


           FCWA副事務局長 JH7NTW 加藤 義博


 2016年2月1日  編集メモ

   春近し

 毎年冬になると心配なことがあります。大雪は当然のことですが、アマチュア無線家としては、アンテナへの着雪による被害が一番の心配事です。
 当局が、タワーを建ててから8年が経過しました。毎年冬になると雪が積もる度にタワーを見上げるのが習慣になっています。幸いなことに今年はアンテナへの着雪は少なく、何とか無事に冬が終わりそうですが、3月になるまでは安心できません。
 お空の方は、そろそろ春のDXシーズンになりますね。冬は寒いので、シャックに行く機会は少なくなっています。サイクル24もそろそろ終わりですが、時間を見てワッチをしてみたいと思っています。
 春よ来い。早く来い。

                 JH7UBC 畠 惠治


  2016年2月1日  編集メモ

 JARL福島県支部ハムのつどい

 今年のJARL福島県支部大会は、久しく行われていなかった郡山市内を会場とし、10月23日(日)開催の日程で準備がスタートしました。私はたまたま、所属するJARL郡山クラブの構成員でありましたことからこの開催準備に携わる事になりました。FCWAメンバーの皆さんにも是非、当日は会場にお駆け付け頂きたいと今からご案内を申し上げます。
 また、電信愛好者向けのPR企画なども併せて準備を進めて参りたいと考えますので、どうかご意見、要望などもお聞かせ願えますと幸いです。

              FCWA事務局長 JH7LUF金沢勝則


新年を迎えて

2016年1月1日 発行:福島CW愛好会

 新年おめでとうございます。会員の皆様におかれましてはすがすがしい新春をお迎えの事とお慶びを申し上げます。
 昨年中は当愛好会活動にあたりまして深いご理解とご協力を賜りまして厚く御礼申し上げますと共に本年も何とぞ宜しくお願いを申し上げます。

 さて、私が担当させて頂きました事務局も残すところあとわずかになりましたが五月の総会時には改選もございますので新執行部に変わりましてからも相変わらぬご厚情の程を切にお願い申し上げながら今後益々、本会の隆盛の為に微力ではありますがご協力を惜しまないつもりでおります。

 どうか皆さんもどんなご意見、要望でも歓迎ですのでドシドシお寄せ頂き「風通しの良い」愛好会運営のためにお力添えを賜りますと幸いに存じます。

             FCWA事務局長 JH7LUF 金沢勝則


 2016年1月1日  編集メモ

温故知新 電信技術者 加藤木重教

 中国の国文学者、孔子の「論語抄」の中の一節です。

 古きを温ねて(尋ねて)新しきを知る、と言う論語です。

 私たちの、電信を愛する者にとって現在、新聞掲載中のふくしま人(びと)の人物、加藤木重教(かとうぎ しげのり)こそ電信技術者であり、掲載内容がものすごく 感心させられるのです。これからもまだ続く連載物であり「古きを温ね新しきを知る」この論語と同じく私達仲間も同感であって欲しいのです。

 尚、この掲載シリーズは2週間に1回地元の新聞(福島民報)土曜版にて掲載しています。

            FCWA副事務局長 JH7NTW 加藤 義博


 2016年1月1日  編集メモ

 第7回FCWA CW QSOパーティのログを98局から提出をいただきました。ありがとうございました。

 初めて参加された局も含め多くの局に楽しんでいただいたようで、FCWA会員一同たいへん喜んでおります。
 今回は、ハイバンドのコンディションが悪く、交信のほとんどは、10MHz~1.9MHzでした。また、今回からパーティの終了時間を3時間早め21時としましたが、混乱もなく無事終了することができました。

 郵送分を若干待ってから集計し、結果をこのホームページに発表します。しばらくお待ちください。

                 JH7UBC 畠 惠治@FQPマネージャー