モールス符号の覚え方
まず、欧文モールス符号から覚えます。欧文モールス符号は、アルファベット26文字と数字10文字と 若干の記号(.(ピリオド),(カンマ)/(スラッシュ)?(クエスションマーク)@(アットマーク))の42文字を覚えましょう。 毎日練習した場合、約2週間あれば、覚えられると言われています。 |
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モールス符号を覚える方法には、音感法と合調語法があります。 高速度のモールス符号が聞き取れるようにするためには、音感法がお勧めですが、 音感法でどうしても覚えられない方は、合調語法(いわゆる語呂合わせ)を試してみてください。 音感法は、音とリズムでモールス符号を覚える方法です。 例えば、「トツー」という音を聞いて「A」と覚えるのです。 「トツー」という音を来たら口で「エー」と言います。これを何度も繰り返します。 何度も繰り返しているうちに「トツー」という音を聞くと頭に「A」という文字が浮かぶようになります。これが音感法です。 1日に4文字程度をくり返しながら覚えます。1週間でアルファベット26文字を覚えることができます。 覚える文字の順番は、ABC順でもかまいませんし、似た符号をグループにして覚える方法もあります。 モールス入門には、次の順番が推奨されています。 E,T,A,N H,R,M,I S,U,D,K W,G,O,F C,J,P,V, Q,L,B,Y X,Z 数字やその他の記号を含め、覚えにくい文字もありますので、2週間頑張ってみましょう。 音を出す方法は、誰かにモールス練習機などで音を出してもらう方法、パソコンのソフトを使う方法、 Webページにある音源を使う方法(A1クラブのモールス符号学習のページ)、テープやCDを使う方法があります。 パソコンソフトでは、MOTTOCWが初心者向けで、良いと思います。 モールスの速度は、あまりゆっくりですとリズム感が出ません。ですから、初心者でも45文字/分程度で練習するのが良いでしょう。 これなら、実際の交信ができる速度です。 合調語法は、符号の文字と日本語を関連させて覚える方法です。いわゆる語呂合わせで覚える方法です。 例えば「A」という、文字を「アレー(亜鈴)」と覚えます。逆に「アレー」と聞こえたら「A」と言うことになります。 「トツー」→「アレー」→「A」ですから、音感法よりAと認識するまでに時間がかかります。 しかし、語呂合わせは忘れにくいのが特徴です。音感法では、どうしても直ぐ忘れてしまう方は、合調語法を試すのも良いかもしれません。 しかし、なるべく早く音感法に切り替えた方がベターです。 |
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FCWA会員の「私はこうしてモールス符号を覚えた」体験談 | ||||||||
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