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巻頭言・編集メモ

SK
 2024年4月1日  巻頭言

 CW通信で使う略符号SK(・・・ー・ー)は、交信の終了時に送る符号です。
 この「SK」にはもう一つの意味があります。「Silent Key」すなわち訃報やオペレーターの死亡を表します。

 3月15日にFCWAのメンバーであるJA7GND渡辺栄さんが亡くなられました。渡辺さんと私は高校の時からの無線仲間で、社会人になってからの30年近くは音信がなかったのですが、FCWAに入会して再会した友人でした。

 3月17日にFCWAの事務局からJA7GND SKの連絡を受け、驚くとともにたいへんショックを受けました。
 「畠くん あのさ・・・」と笑顔で呼びかけてくる彼の姿は、高校の時から最近まで変わりませんでした。FCWAの一員として、ホームページ編集に携わるなど、いつも確実に役割を果たされました。無線関係では、いろいろなことに興味を持ち、最近はFT8でDXを楽しまれていたようです。もう少し長生きして無線を楽しんでほしかったなー。

 葬儀には参列できませんでしたが、3月20日(水)21:00からのFCWA交信会が終わった後に
 JA7GND JA7GND DE JH7UBC JH7UBC 73 73 SK
 と打電しました。天国のJA7GNDにきっと届いたと思います。ご冥福をお祈りします。

              ホームページ編集員 JH7UBC 畠 惠治