11月27日(日)
10時~15時
福島市杉妻学習センター |
電子工作講習会
●開催日時:令和4年11月27日(日)午前10時~午後3時
●会 場:福島市杉妻学習センター
●材 料 費:1,500円/1人
●参加者は以下の10名
・JA7UIY・JG7QEN・JH7LUF・JH7TCT ・JN7CND・JN7CPW・JN7PKC・JP7FSO・JP7VFW・JA7SGJ(講師)
●内容
・製作物は、HFダイポールアンテナに使用する(1:1)電圧型(強制バラン)
(最大出力200W)です。
・ケース(M50:内径50mm塩ビパイプ使用)及び「取り付け部分」は事前に講師が製作し、参加者は、直径4cmの トロイダル・コアに、直径1mm
のウレタン皮膜銅線(エナメル線)を3本平行巻き(トリファイル巻)で17ターン(1ターンとは、コイルの巻始めや巻終わりが半分巻いても1ターンと数えます。)85cmを巻き、ケースの取付け部に、半田付け及び圧着端子で取付けました。
銅線が固く、巻くのに大変苦労しました。20W以下の低出力の場合は、銅線の直径が0.5mm以下で巻数が5~6ターンで済みますが、200Wの高出力の場合、銅線の直径が1.0mmで、巻数は17ターンが必要です。
組立後、バランに50Ωのダミー抵抗を付け、アンテナアナライザーでSWR(定在波比)測定をし、値が1.0~1.5前後以内 に収まるよう調整して設置します。
1.9~7MHZは、SWR値が1.1~1.3に収まりますが、高い周波数になると、SWR値が1.5を超えてしまいます。トロイダル・コイルの巻線部分から、取付け部分をむすぶ線が平行に取付けるのが、SWR値を低くするポイントです。
●講師より
準備期間が2ヶ月半、試行錯誤して研究し実施に望みました。ご自分で製作したバランをアンテナに付け無線交信をして、感動を感じていただければ嬉しく思います。今後、皆様の希望をお聞きし実施して行きたいと思います。
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